2025年06月18日

笹巻きって知ってる？五感で楽しむ日本の伝統体験！

笹巻きについて

笹巻きと言うと、端午の節句に食べるイメージを持っている方も多いでしょう
地域によって形や味わい、巻き方が違い、それぞれの土地ならではの工夫が見られます
特に東北地方や中国地方では、昔から笹巻きの文化が根付いているそうです

使われる笹の葉には抗菌作用や防腐作用があるとされ、昔の人たちは保存性を高めるために自然の笹を上手に利用してきました
また、笹は6月ごろに最も美しい緑色になり、光沢のある葉を大きく広げます
まさにこの季節は、笹巻きを作るのにぴったりの時期です

まなびや園で大切にしていること

まなびや園では、日本に古くから伝わる行事や習慣を、子どもたちにもわかりやすく伝えることを大切にしています
現代では家庭だけではなかなか体験しづらくなった伝統行事を、園で五感をフルに使いながら楽しく学んでほしいと願っています

さらに、まなびや園が重視しているもう一つの柱が「食育」です
食べることの大切さを知り、作る喜びを感じ、命をいただくことへの感謝の心を育みます
こうした体験を通じて、子どもたちは自然に食への理解を深めていきます

「笹巻きって知ってる？」

先生が「笹巻きって知ってる？」と問いかけると、子どもたちからは「葉っぱに包まれているやつ！」などさまざまな答えが返ってきました

先生が「笹の葉には食べ物を長持ちさせる力があるんだよ！昔の人は冷蔵庫がなかったから工夫していたんだよ」と話すと、
子どもたちの目が一斉に輝き、「えー！」「すごい！」と驚きの声があがりました

いよいよいただきますの時間！

給食の時間にみんなでいただきました
笹の香りがほのかに漂う中で、「おいしい！」「お餅みたい！」「もちもちしてる！」と嬉しそうな声があちこちから聞こえてきました

「のどに詰まらないように、よく噛んでゆっくり食べようね」と先生たちが優しく声をかけ、子どもたちも慎重に、楽しみながら食べていました

食べ終わった後には、「もっと食べたい！」という声もあり、保護者の方にもぜひこの体験を知ってもらいたいと思いました

りす・さる組

うさぎ・ひつじ組

ぞう・とら組

まとめ

今回の笹巻きは、昔の人の知恵や季節の恵みに触れる、とても貴重な学びの機会となりました
まなびや園では、これからも日本の伝統文化を大切にしつつ、
子どもたちが「やってみたい」「知りたい」と思えるようなワクワクする体験をたくさん提供していきます
子どもたちと一緒に、その瞬間を楽しみにしています